熱中症と湿度①

お盆も終わり、本日から仕事の方も多いのではないでしょうか?
雨の日はなにかと憂鬱になりますね。もちろん、雨の日でも熱中症には要注意なんです。
熱中症は、真夏の炎天下で発症するイメージがありますが、湿度が関係しているのはご存知でしょうか?

熱中症の危険度を判断する数値として環境省が情報提供している「暑さ指数(WBGT)」は
「気温」「湿度」「輻射熱」からなる指標で計算時の比率は、「湿度」が暑さ指数の7割を占めてます。
このことから、湿度が高い時ほど熱中症には注意が必要です。

ある実験で湿度が20%変われば、体感温度は約4℃変わるとの結果が出ております。
湿度が低いと体温調節のために発せられた汗が蒸発し気化熱により体温を下げる効果があるからです。

日頃から、温湿度計を使って「湿度」も把握するように心掛けてみましょう。
エアコンに湿度の調節機能がついている場合はその機能を活用し、温度を28℃に設定した時は
湿度が50~60%になるようにコントロールするのもいいでしょう。

また一部のエアコンには、室内環境にあった湿度や温度に自動切換えをする機能付きの商品もあります。
これからエアコンを購入予定のある方は、この機能の付いたエアコンを選ぶこともオススメです!

熱中症対策には、室温だけではなく「湿度」の調節もリスク回避となります。
雨の日だからと油断しないように気を付けましょう。


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