お盆の帰省と家づくり|秋田市で実家の土地に建てる注文住宅という選択

こんにちは。あしたのいえの船尾です。

お盆が近づいてきました。秋田に帰ってくるご家族を迎える準備をされている方、逆に久しぶりに実家に帰るという方、それぞれいらっしゃると思います。私たちのところにも、この時期になると「帰省したときに親と家の話をしたのですが」というご相談が増えてきます。

今日は、秋田市で実家の土地に建てる注文住宅という選択について、私が普段お客様にお伝えしていることを整理してお話しします。土地を新しく探すのとは少し違う、独特の論点があるテーマです。


■ この記事のポイント

・お盆は家族が揃う数少ない機会。住まいの将来を話し始めるのに向いている
・親の土地に建てる場合、使用貸借であれば贈与税は課税されないというのが国税庁の考え方
・建て替えかリフォームかは「今の建物の状態」と「これから何年住むか」で決まる
・2026年8月は金利が上昇局面。国の補助事業にも申請期限があり、逆算した計画が要る
・敷地条件がひとつひとつ違う実家の土地こそ、建築家と建てる家=注文住宅の出番


【目次】

1. なぜお盆は、家づくりの話を切り出しやすいのでしょうか?
2. 実家の土地に建てるとき、最初に確かめることは何でしょうか?
3. 建て替えとリフォーム、どちらを選べばいいのでしょうか?
4. 秋田の気候に、実家の敷地でどう向き合いますか?
5. 2026年の夏、お金まわりで知っておきたいことは?
6. 建築家と建てる家だからできることは何でしょうか?


■ なぜお盆は、家づくりの話を切り出しやすいのでしょうか?

[画像:お盆に家族が集まる秋田の住まいの居間。世代を超えて食卓を囲む様子]

家づくりの相談は、ご本人ひとりで進められるものではありません。特に実家が関わる話は、お父さんお母さん、場合によっては兄弟姉妹の意向まで含めて、みんなが同じ絵を見ているかどうかが決め手になります。

ところが普段は、それぞれが離れて暮らしていて、電話やメッセージのやりとりでは深い話になりにくい。「今度帰ったときにね」と先送りされているうちに、一年、二年と過ぎてしまいます。

お盆は、その全員が同じ場所にいる数少ない時間です。しかも実家という、話題の対象そのものの中にいる。「この廊下、冬は寒いよね」「屋根、いつ直したんだっけ」といった言葉が、自然に出てきやすい環境なんですね。

だからこの数日間に、結論まで出す必要はまったくありません。ただ「これから10年、この家をどうしていくか」というテーマを、一度みんなの前に置いてみる。それだけでも大きな前進です。私自身、お客様から「お盆に話が出て、そこから動き始めました」と伺うことが、毎年何件もあります。

ひとつだけ、コツをお伝えします。「建て替えよう」から入らないことです。「お父さんたちは、この先どう暮らしたい?」から入る。順番を間違えなければ、話はずっと穏やかに進みます。


■ 実家の土地に建てるとき、最初に確かめることは何でしょうか?


ご相談をいただいたら、私たちはまず次の点を一緒に確認していきます。順番に見ていきましょう。

・土地の名義がどうなっているか。

これが出発点です。親御さん名義のままお子さんが家を建てるケースは非常に多いのですが、ここでよく心配されるのが贈与税です。国税庁の説明によれば、地代も権利金も支払わずに土地を借りるいわゆる使用貸借の場合、その土地を使用する権利の価額はゼロとして取り扱われるため、借地権相当額の贈与を受けたものとして贈与税が課税されることはない、とされています。

ただし、この土地は将来相続の対象になり、そのときの評価は他人に賃貸している土地ではなく自分で使っている土地として行われます。つまり相続の場面では評価が下がらない。名義を今のうちに移すのか、そのままにするのか、判断はご家族の事情によって変わります。必ず税理士さんや税務署にご相談ください。私たちも、必要であれば専門家をご紹介しています。

・境界と接道の状況。

古くからの敷地は、境界標が失われていたり、隣地との認識がずれていたりすることがあります。また建築のためには、敷地が幅員4m以上の道路に2m以上接している必要があります。昔からの集落や旧市街では、この条件を満たしているかどうかの確認が欠かせません。

・既存の建物をどうするか。

解体するなら、その費用と工事期間、そして工事中どこに住むかという仮住まいの計画が必要になります。母屋を残して離れを建てる、敷地の別の場所に建てて母屋は後から解体するといった段取りが取れる敷地もあります。

・ご家族の合意。

技術的にも法的にも問題がなくても、ここでつまずくと前に進みません。だからこそ、お盆の時間が生きてくるわけです。


■ 建て替えとリフォーム、どちらを選べばいいのでしょうか?


これは本当によく聞かれます。私の答えはいつも同じで、「今の建物がどういう状態か」と「これから何年住むか」の2つで決まります、というものです。

リフォームが向いているのは、構造や基礎がしっかりしていて、間取りに大きな不満がなく、水まわりや内装、部分的な断熱改修で暮らしが十分に良くなる場合です。工期も短く、費用も抑えられます。愛着のある建物をそのまま活かせるという価値も、決して小さくありません。

一方、建て替えを検討したほうがよいのは、耐震性能を今の基準まで引き上げたい場合、断熱を根本から見直したい場合、そして家族構成の変化にあわせて間取りを大きく変えたい場合です。特に耐震については、部分的な補強では届かない領域があります。私たちは新築で耐震等級3を標準としていますが、これは既存建物の改修で確保するのが難しい水準です。

秋田は、住宅に占める一戸建ての割合が高い地域です。令和5年住宅・土地統計調査の秋田県の集計では、一戸建ての割合は79.4%と全国で最も高いという結果が出ています。それだけ、ご実家が一戸建てで、その将来をどうするかという課題に直面するご家庭が多いということでもあります。

どちらが正解ということはありません。ただ、判断材料が揃っていないまま迷い続けるのが一番もったいない。現地を見て、建物の状態を確認して、両方の概算をお出しする。そこまでやってから考えていただければ十分です。


■ 秋田の気候に、実家の敷地でどう向き合いますか?


この夏も暑い日が続きました。8月に入ってからは高温への警戒が呼びかけられる日があり、一方で台風や湿った空気の影響で天気が大きく崩れる日もありました。この記事を書いている今週も、まとまった雨の予報が出ています。暑さと雨の両方に備えなければならない、そういう夏です。

そして数か月後には冬が来ます。秋田で家を考えるということは、この振れ幅の大きさに向き合うということです。

実家の敷地で建てる場合、この点でむしろ有利になることがあります。その土地の気候の癖を、ご家族がすでに知っているからです。

どの方角から雪が吹きつけるか。屋根の雪がどこに落ちるか。除雪した雪をどこに寄せていたか。夏の午後、どの部屋が一番暑くなるか。雨が強い日に水が溜まりやすい場所はどこか。何十年もそこで暮らしてきたご両親は、こうしたことを体で覚えていらっしゃいます。

これは設計にとって、非常に価値の高い情報です。新しく買った土地では、住み始めてから気づくことばかり。それを最初から織り込んで設計できるというのは、実家の土地ならではの強みなんですね。

私たちは、高耐震・高断熱パネルを用いた構造で、冬の寒さと夏の暑さの両方に対応する住まいをつくっています。ただ、性能の数字だけでは解けない問題もあります。玄関の位置、駐車場から玄関までの距離、雪を寄せるスペースの確保。こうした配置の設計は、その敷地を知っている人の話を聞かないと決められません。ぜひ、お盆にご両親から「この土地の話」を聞いておいてください。


■ 2026年の夏、お金まわりで知っておきたいことは?


ここは事実関係が動く部分なので、あくまで私がこの記事を書いている2026年8月時点で公表されている情報として、いくつかお伝えします。ご検討の際は必ず最新の公式情報をご確認ください。

・金利は上昇局面にあります。

日本銀行は2026年6月の金融政策決定会合で政策金利を1.0%程度へ引き上げることを決め、7月末の会合では据え置きとなりました。長期固定のフラット35は、2026年8月の最低金利が3.290%と発表されており、前月から上がっています。変動金利についても、短期プライムレートの引き上げを公表している金融機関があり、今後の基準金利の見直しが見込まれています。

金利が上がると、同じ借入額でも総返済額は増えます。ただ私は、これを「急がなきゃ」と煽る材料にはしたくありません。大事なのは、いま現実に借りられる条件で無理のない返済計画が立つかどうかを、早めに数字で確かめておくことです。

・国の補助事業には期限があります。

みらいエコ住宅2026事業では、注文住宅の新築(ZEH水準住宅)について、第2期の交付申請の受付期間が2026年9月30日までとされています。予算の上限に達した時点で受付が終了する仕組みですので、期限まで残っているとは限りません。予算に対する申請額の割合は公式サイトで公表されていますので、そちらでご確認いただくのが確実です。

この事業は長期優良住宅やZEH水準住宅を対象としています。私たちが長期優良住宅の考え方を土台に家づくりをしているのは、こうした制度に合わせるためではなく、長く価値が保たれる住まいをつくるためですが、結果として制度を活用しやすい形になっています。

・自治体の制度も確認する価値があります。

秋田市には子育て世帯の移住や定住を後押しする補助制度があり、県としても移住支援の枠組みが用意されています。県外から秋田に戻られる方は、対象になる可能性があります。要件や金額は年度によって変わりますので、秋田市や秋田県の公式サイトで最新の内容をご確認ください。

なお土地の相場についても触れておくと、2026年の公示地価では秋田市の平均が前年から上昇しています。実家の土地を活かすという選択は、土地を新たに取得する費用がかからないという意味で、この局面では大きな意味を持ちます。


■ 建築家と建てる家だからできることは何でしょうか?

実家の敷地というのは、ひとつとして同じものがありません。細長い、道路より低い、隣家が迫っている、大きな木がある、母屋と蔵が残っている。既製のプランをそのまま当てはめようとすると、どこかに無理が出ます。

私たちが建築家と建てる家=注文住宅を本筋に据えているのは、まさにこういう敷地に応えるためです。敷地の形、日の入り方、風の抜け方、雪の落ちる方向、そしてご家族の距離感。それらを読み解いて、その土地だけの答えを出す。これは設計の力がないとできません。

特に、親世帯との距離の取り方は繊細なテーマです。完全に分けるのか、玄関だけ一緒にするのか、水まわりを共有するのか。あるいは母屋を残して、その隣に建てるのか。どれが正解かはご家族ごとに違いますし、10年後にまた変わるかもしれません。将来の変化を織り込んだ設計ができるかどうかで、住み心地は大きく変わります。

平屋をご検討される方も増えています。ご両親の年齢を考えると階段のない暮らしがいい、けれど敷地の広さとの兼ね合いをどうするか。実家の土地なら、街なかでは取りにくい平屋の広がりを確保できることも少なくありません。「あしたのHIRAYA」のように、平屋という選択肢を最初から用意しているのも、そうしたご相談が多いからです。

そして、お引き渡しがゴールではありません。私たちは入居後もアプリ「マイホム」でチャットからご相談いただける体制をとっています。ご両親と同じ敷地で暮らし始めてから出てくる困りごとにも、気軽に声をかけていただければと思っています。


■ あわせて読みたい

施工事例|敷地条件に合わせて設計した住まいをご覧いただけます
https://www.ashitanoie.jp/house/

あしたのHIRAYA|平屋という選択肢について
https://www.ashitanoie.jp/brand/hiraya/

お客様の声|実際に建てられた方のお話
https://www.ashitanoie.jp/voice/

分譲地|私たちの家づくりを完成した家で体感いただけます
https://www.ashitanoie.jp/estate/


■ まとめ

お盆の数日間で、家づくりの結論を出す必要はありません。ただ「これから10年、この家と土地をどうしていくか」というテーブルを、家族の前に一度置いてみる。それだけで、来年の今ごろの景色は変わっているはずです。

実家の土地に建てるという選択には、確認すべきことがいくつもあります。名義と税金、境界と接道、既存建物の扱い、そして家族の合意。ひとつずつ順番に片づけていけば、必ず整理はつきます。私たちは不動産部門も持っていますので、土地の話と建物の話をひとつの窓口でご相談いただけます。

そして何より、そこは何十年もご家族が暮らしてきた土地です。その記憶ごと引き継いで、次の世代の暮らしをつくる。家づくりって、きっと素敵な明日のためにあるんだ。私たちがそう考えている理由が、この仕事にはよく表れていると思っています。


■ あしたのいえ(秋田セントラル不動産株式会社)について

Home for wonderful tomorrow! 家づくりって、きっと素敵な明日のためにあるんだ。秋田市を中心に、潟上市・能代市などで注文住宅・分譲住宅・不動産のお手伝いをしています。

私たちの4つの強み

1. 耐震等級3を標準としています
2. 高耐震・高断熱パネルによる構造
3. 長期優良住宅の考え方を土台にした家づくり
4. 入居後もアプリ「マイホム」でチャット相談ができます

省令準耐火構造、24時間換気にも対応しています。


■ お盆の話し合いの、次の一歩に

ご家族の話がまとまってからでも、まとまる前でも構いません。まずは資料をご覧ください。

資料請求はこちら
https://www.ashitanoie.jp/booklet-ssl/

来場予約・お問合せはこちら
https://www.ashitanoie.jp/contact-ssl/

あしたのいえ専用TEL 0800-800-7725(受付9:00〜18:00/定休日不定休)
秋田市保戸野通町5-37 菊谷ビル1F


■ よくある質問

Q. 親名義の土地に子どもが家を建てると贈与税はかかりますか。
A. 国税庁の説明では、地代も権利金も支払わずに土地を借りる使用貸借の場合、土地を使用する権利の価額はゼロとして扱われ、借地権相当額の贈与を受けたものとして贈与税が課税されることはないとされています。ただし将来の相続時の評価には影響しますので、具体的なご事情は税理士や税務署にご確認ください。

Q. 実家の建て替えとリフォーム、どちらを選べばよいですか。
A. 現在の建物の構造・基礎・断熱の状態と、これから何年住むかで判断が変わります。耐震と断熱を今の基準に引き上げたい、間取りを大きく変えたいという場合は建て替えが向いています。建物の状態が良く部分的な改善で足りる場合はリフォームが合理的です。まず現地を拝見してからご提案しています。

Q. 既存の建物を解体する費用も含めて相談できますか。
A. はい。解体、地盤調査、造成、そして新しい住まいの設計と施工までを一続きの計画としてご相談いただけます。不動産部門もありますので、土地の境界や接道の確認、必要に応じた測量の手配もあわせてお手伝いします。

Q. お盆の期間中も相談できますか。
A. 定休日は不定休のため、ご来場前にお電話またはウェブからご予約いただけると確実です。ご家族が帰省されているタイミングでまとめてお話を伺えると、その後の進行がとてもスムーズになります。

Q. 秋田市以外の地域でも対応していますか。
A. 秋田市を中心に、潟上市、能代市など周辺の地域にも対応しています。ご実家の所在地をお知らせいただければ、対応可否を含めてご案内します。


あしたのいえ 秋田セントラル不動産株式会社 船尾 教司


■ 執筆者プロフィール

船尾 教司(ふなお のりつか)
秋田セントラル不動産株式会社「あしたのいえ」代表取締役。建築家と建てる家=注文住宅を中心に、不動産売買から分譲住宅・リフォームまで地域密着で取り組む。

会社概要 https://www.ashitanoie.jp/company/
Instagram https://www.instagram.com/ashitano_ie/


■ 参考にした公的情報

国税庁 No.4552 親の土地に子供が家を建てたとき
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/zoyo/4552.htm

みらいエコ住宅2026事業(公式)
https://mirai-eco2026.mlit.go.jp/

総務省統計局 令和5年住宅・土地統計調査
https://www.stat.go.jp/data/jyutaku/2023/tyousake.html

秋田市で平屋が選ばれる理由。建築家と建てる平屋という選択

こんにちは。あしたのいえの船尾です。

秋田は竿燈の季節を迎えました。2026年は8月3日から6日までの開催で、街に灯りが戻るこの数日は、私にとっても一年の節目のような時間です。一方で今週は日中の暑さがかなり厳しく、県内では大雨への警戒も呼びかけられています。お祭りを楽しみながらも、どうか水分と休息を十分にとってお過ごしください。

さて、ここ最近ご相談の場で明らかに増えているのが「平屋で考えたいのですが、どうでしょうか」というお声です。ご夫婦お二人の暮らしから、小さなお子さんのいるご家族まで、年代を問わずご相談をいただきます。今日はこの平屋について、秋田で家を建てるという前提でお話ししてみたいと思います。


■この記事のポイント

・平屋の着工数は全国で増加傾向。住宅全体が減るなかでも伸びている
・秋田の平屋は「雪の行き先」と「夏の暑さ・湿気」をどう設計に織り込むかが要
・広い土地でなければ建てられない、とは限らない。配置の工夫で成立することがある
・耐震等級3を標準とする考え方は、平屋でも変わらない
・金利は上昇局面。補助制度は年度ごとに変わるため、計画段階での確認が欠かせない


【目次】

1. なぜ今、平屋を選ぶ方が増えているのでしょうか?
2. 秋田の気候と平屋は、どう向き合えばいいのでしょうか?
3. 平屋には、本当に広い土地が必要なのでしょうか?
4. 平屋の暮らしやすさは、どこから生まれるのでしょうか?
5. 平屋の耐震と断熱は、どう考えればいいのでしょうか?
6. 金利と補助金が動く今、資金計画で何を確認しますか?
7. 建築家と建てる平屋は、何が違うのでしょうか?


■なぜ今、平屋を選ぶ方が増えているのでしょうか?

感覚の話ではなく、数字にも表れています。国土交通省の建築着工統計をもとにした集計では、木造平屋の着工数は2012年の約3万2千棟から、2025年には約6万棟へとおよそ2倍に増えました。住居用住宅全体に占める割合も、7%台から16%台へと伸びています。新設住宅の着工戸数そのものは全国的に減少が続いているなかでの増加ですから、これは相当はっきりした流れだと言っていいと思います。

理由はひとつではありません。ご夫婦二人、あるいは親御さんとの同居を見据えて、階段のない暮らしを望まれる方。共働きで、洗濯や片付けの移動をとにかく減らしたい方。屋根が低いぶん、外壁や屋根のメンテナンスで足場を組む負担が軽くなることを重視される方。動機はさまざまです。

共通しているのは、「広さ」よりも「暮らしやすさ」を先に置いて考えている、ということです。かつては床面積の大きさが家の価値だと考えられがちでしたが、今はそうではありません。必要なものが必要な場所にあって、無駄な移動がない。その結果として平屋という答えにたどり着く方が増えている、というのが私の実感です。


■秋田の気候と平屋は、どう向き合えばいいのでしょうか?


ここが秋田で平屋を建てる際の、いちばん大事なところです。

・雪のこと

まず雪です。平屋は屋根の面積が二階建てより広くなります。つまり、屋根に載る雪の量も増えるということです。ここで問われるのは「その雪がどこに落ち、どこにたまるのか」。玄関の真上から落ちる設計になっていないか、隣地との境界に雪が寄っていかないか、除雪した雪を積んでおくスペースが敷地内に確保できているか。この三つは、土地を見る段階から設計者と一緒に確認したいポイントです。

一方で、平屋には雪に関して有利な面もあります。屋根が低いので、様子を確認したり手入れをしたりするのが二階建てより格段にやりやすい。将来ご自身で屋根に上がるのが難しくなったときも、業者に頼む際の負担が軽くなります。長く住むことを前提にすると、この差は小さくありません。

・夏のこと

次に夏です。この記事を書いている8月上旬も、秋田は厳しい暑さの日が続いています。以前は「秋田の家は冬を基準に考えればいい」と言われましたが、今はそうもいきません。平屋は屋根から入る熱の影響を受けやすい形ですから、屋根の断熱をしっかり確保すること、そして軒や庇で夏の日差しを遮ることが効いてきます。逆に冬は、低い角度の日差しを室内の奥まで取り込みたい。同じ窓で夏は遮り冬は入れる、という設計上の工夫が、平屋ではとくに効果を発揮します。

・雨のこと

そして大雨です。近年は短時間に強い雨が降ることが増えました。平屋は生活のすべてが一階にありますから、敷地の水はけと、道路や隣地との高低差の確認は欠かせません。ハザードマップで浸水の想定を確かめたうえで、必要なら基礎の高さや駐車場の勾配を計画に織り込みます。これは土地を決める前に済ませておきたい作業です。


■平屋には、本当に広い土地が必要なのでしょうか?


「平屋にしたいけれど、うちの土地では無理ですよね」。よくいただくご質問です。

結論から申し上げると、二階建てより広い敷地が必要になるのは事実ですが、郊外の大きな土地でなければ建てられない、というわけではありません。同じ延床面積を一階にまとめるので建築面積は当然大きくなり、建ぺい率が効いてきます。ただ、そこから先は配置の工夫の余地がかなりあります。

たとえば建物をL字やコの字に折って中庭を抱え込めば、道路や隣家からの視線を切りながら、各部屋に光と風を届けられます。細長い土地なら、建物を敷地の片側に寄せて反対側を通り道と駐車、雪置き場としてまとめて使う。前面道路との高低差があるなら、それを玄関アプローチの見せ場に変える。土地の制約は、設計次第で個性に変えられます。

大切なのは、土地を買ってから「さて平屋が建つだろうか」と考えるのではなく、土地を見る段階で設計者に同行してもらうことです。私たちが土地探しからのご相談をおすすめしているのは、この順番がそのまま結果に効いてくるからです。


■平屋の暮らしやすさは、どこから生まれるのでしょうか?


階段がないこと自体よりも、私は「家族の距離感が変わること」が平屋の本質だと思っています。

二階建てでは、子ども部屋が二階にあるとお子さんが上がってしまい、顔を合わせる時間が減ります。平屋なら、どの部屋にいても気配が伝わる。これはお子さんが小さいうちは安心につながり、思春期には少しうるさく感じられるかもしれません。だからこそ設計では、つながりと独立のバランスを意図的に設計します。個室は最小限にして共有部を豊かにするのか、寝室ゾーンを廊下で明確に切り分けるのか。ご家族の考え方によって答えは変わります。

家事の面でも平屋は有利です。洗濯機から干し場、そしてしまう場所まで、階をまたがずに一直線でつなげられる。買い物から帰って、駐車場、勝手口、パントリー、キッチンと荷物を持ったまま歩く距離が短い。前回のブログで家事動線のお話をしましたが、平屋はその考え方をもっとも素直に形にできる住まいの形です。

一方で、注意すべき点もあります。建物の中心部に光が届きにくくなること。すべてが一階なので、道路や隣家からの視線を受けやすいこと。この二つは、天窓やハイサイドライトの計画、中庭や塀・植栽による目隠しで解いていきます。ここは設計力がそのまま住み心地の差になる部分です。


■平屋の耐震と断熱は、どう考えればいいのでしょうか?


先日のブログでも地震への備えについて書きましたが、平屋だからといって考え方が変わることはありません。あしたのいえでは耐震等級3を標準としており、これは平屋でも同じです。

平屋は建物の重心が低く、地震の揺れに対して構造的に有利に働く面があります。ただし油断はできません。平屋の魅力である大きな開口部や、間仕切りの少ない広い空間は、壁の量が減ることを意味します。どこに耐力壁を配置し、屋根の重さをどう支えるか。この検討を丁寧に行ってはじめて、開放感と強さが両立します。私たちが高耐震・高断熱パネルを用い、長期優良住宅の考え方に沿って設計を進めているのは、この両立のためです。

断熱については、先ほど触れたとおり屋根面がポイントになります。平屋は延床面積に対する屋根の割合が大きいため、屋根の断熱性能が室内環境に与える影響が二階建てより大きい。ここに手を抜くと、夏は二階建て以上に暑くなりかねません。逆にきちんとつくれば、冬の暖房費でも夏の冷房費でも効いてきます。24時間換気と組み合わせて、空気の質まで含めて整えていく考え方です。


■金利と補助金が動く今、資金計画で何を確認しますか?

ここは正直にお伝えしたいところです。

【フラット35】の2026年8月の金利が発表され、返済期間21年以上35年以下の最低金利は年3.290%となりました。前月からさらに上がっており、現行の制度では最も高い水準と報じられています。変動金利も、上げに動く金融機関と据え置く金融機関が分かれながら、全体としては上昇の方向にあります。適用される金利は返済期間や融資の割合、金融機関によって変わりますので、必ずご自身の条件で確認してください。

補助制度については、国のみらいエコ住宅2026事業が第2期の受け付け期間に入っています。新築では省エネ性能に応じた区分が設けられており、長期優良住宅も対象に含まれます。予算に対する申請額の割合は2026年7月時点で3割を超えたと報じられており、後半になるほど動きは早まる可能性があります。制度の内容や補助額、締め切りは変わり得ますので、最新の情報は国土交通省の公式ページでご確認ください。

そのうえで申し上げると、金利のニュースだけを見て「もう遅い」と諦めるのも、「早く決めなければ」と急ぐのも、どちらも危ういと思っています。確認していただきたいのは、毎月の返済額そのものよりも、金利が動いたときにどれだけ余裕が残るか。そして土地代・建築費・諸費用・外構・家具まで含めた総額です。平屋は坪単価だけ見れば二階建てより上がりやすい形ですが、生活動線が短くなることで必要な面積を見直せる場合もあります。坪単価ではなく総額で比べる。これが平屋を検討するときの、いちばん実際的なアドバイスです。


■建築家と建てる平屋は、何が違うのでしょうか?


ここまでお読みいただいて、お気づきかもしれません。平屋の課題として挙げたことは、そのほとんどが「土地と建物の関係をどう設計するか」に集約されます。雪の行き先も、視線の切り方も、光の取り込み方も、耐力壁の配置も、すべて敷地固有の条件から答えが変わります。

だから平屋は、既製のプランを当てはめるのではなく、その土地とご家族に合わせて一からつくる価値がとても大きい住まいの形です。あしたのいえが建築家と建てる家をお勧めしているのは、まさにこの点です。平屋の商品として「あしたのHIRAYA」もご用意していますが、いずれにしても出発点はご家族の暮らし方と、その土地が持っているクセです。

そしてお引き渡しのあとも、アプリ「マイホム」でチャットからご相談いただけます。住み始めてから気づくこと、季節が一巡してわかることは必ずあります。そのときに気軽に聞ける相手がいる。これも私たちが大事にしていることです。


■あわせて読みたい

・秋田市の土地探しと資金計画。金利も地価も動く今、家づくりの順番をどう考えるか
 https://www.ashitanoie.jp/diaryblog/ ※要差し替え(記事個別URL)
・秋田の夏を涼しく暮らす。建築家と建てる高断熱の家という選び方
 https://www.ashitanoie.jp/diaryblog/ ※要差し替え(記事個別URL)
・あしたのいえの施工事例を見る
 https://www.ashitanoie.jp/house/
・お客様の声
 https://www.ashitanoie.jp/voice/


■まとめ

平屋は、階段がないというだけの家ではありません。雪をどこに落とすか、夏の日差しをどう遮り冬の光をどう入れるか、視線をどう切るか。秋田で平屋を建てるということは、その土地の条件と正面から向き合うことでもあります。

だからこそ、面白い。制約がある土地ほど、設計の答えが出たときの手応えは大きいものです。金利や制度の話は確かに気になりますが、それは条件のひとつにすぎません。まずはご家族がどんな一日を過ごしたいのか、そこからお聞かせいただければと思います。

竿燈が終われば、秋田は少しずつ秋に向かいます。家づくりを考え始めるには、いい季節です。


■あしたのいえ(秋田セントラル不動産株式会社)について

Home for wonderful tomorrow! 家づくりって、きっと素敵な明日のためにあるんだ。
秋田市を中心に、潟上市・能代市などで注文住宅・不動産・分譲住宅・リフォームを手がけています。

私たちの4つの強み
1. 耐震等級3を標準としています
2. 高耐震・高断熱パネルを採用しています
3. 長期優良住宅の考え方に沿って設計しています
4. ご入居後もアプリ「マイホム」でチャット相談ができます

※省令準耐火構造・24時間換気にも対応しています。
秋田市保戸野通町5-37 菊谷ビル1F
018-896-1644(受付9:00〜18:00・定休日不定休)


■平屋のこと、まずは資料からご覧になりませんか。

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■よくある質問

Q. 平屋は二階建てより建築費が高くなるのでしょうか?
A. 同じ延床面積で比べると、平屋は基礎と屋根の面積が大きくなるため、坪あたりの単価は上がりやすい傾向があります。ただし総額は延床面積や仕様、土地の条件によって変わります。平屋にすることで生活動線が短くなり、必要な面積そのものを見直せる場合もありますので、坪単価だけでなく総予算で比較することをおすすめします。

Q. 秋田で平屋を建てるとき、雪の影響はどう考えればいいですか?
A. 屋根の形状と雪の落ち方、落ちた雪をためておく場所、玄関やアプローチの位置関係を、設計の早い段階から一体で考えることが大切です。平屋は屋根が低く点検や手入れがしやすい一方、屋根面積が広くなるため、雪の行き先を土地のどこに確保するかが計画の要になります。

Q. 平屋を建てるには広い土地が必要ですか?
A. 一般的には二階建てより広い敷地が必要になりますが、必ずしも郊外の大きな土地でなければ建てられないわけではありません。建ぺい率や道路との関係、隣家との距離を踏まえて配置を工夫すれば、市街地の土地でも平屋が成立することがあります。土地探しの段階から設計者と一緒に見ていくのが確実です。

Q. 平屋でも耐震性能は確保できますか?
A. あしたのいえでは耐震等級3を標準としており、平屋でも考え方は変わりません。平屋は建物の重心が低く、構造的に有利に働く面もあります。ただし大きな開口部や広いワンルーム的な空間をつくる場合は、耐力壁の配置を含めた構造の検討が欠かせません。

Q. 平屋の相談はどこにすればいいですか?
A. 秋田市保戸野通町のあしたのいえまでお気軽にご相談ください。専用電話0800-800-7725(受付9:00〜18:00)、または資料請求・来場予約のフォームからご連絡いただけます。土地をお持ちでない段階からのご相談も歓迎しています。


■執筆者プロフィール

船尾 教司(ふなお のりつか)
秋田セントラル不動産株式会社「あしたのいえ」代表取締役。建築家と建てる家=注文住宅を中心に、不動産売買から分譲住宅・リフォームまで地域密着で取り組んでいます。

会社概要 https://www.ashitanoie.jp/company/
Instagram https://www.instagram.com/ashitano_ie/


あしたのいえ 秋田セントラル不動産株式会社 船尾 教司

熊本の地震に、心を寄せて。秋田の私たちが、今できる住まいの備えを考える

こんにちは。あしたのいえの船尾です。

先日、熊本県で大きな地震が発生しました。報道を通じて伝わってくる被害の大きさに、胸が締めつけられる思いでいます。亡くなられた方々に心よりお悔やみを申し上げますとともに、被害に遭われたすべての皆さまに、謹んでお見舞いを申し上げます。一日も早く、穏やかな日常が戻りますよう、秋田の地から願っています。

熊本では2016年にも大きな地震がありました。同じ土地で再び、という現実に、言葉を失います。そして、遠く離れた秋田で暮らす私たちも、この出来事を決して他人事にはできないと感じています。

こうした時に、住まいをつくる仕事をしている者として何をお伝えすべきか、正直、迷いもありました。それでも、いざという時に大切なご家族を守るための備えについて、落ち着いてお話しすることには意味があると思い、この記事を書いています。商品の宣伝という気持ちではなく、同じ地域に暮らす一人として受け取っていただければ幸いです。

【この記事のポイント】
・遠い地の地震を、自分ごととして受け止めることから
・備えは「今日できること一つ」から。家具固定・備蓄・連絡方法の確認
・秋田も地震と無縁ではない。冬の寒さ・停電との重なりにも備えを
・「在宅避難」を支えるのは、まず住まいそのものの強さ
・住まいの強さの目安が「耐震等級」。等級3は最も高いレベル

【目次】
1. 遠い地の地震のとき、私たちにできることは何でしょうか?
2. 家庭で今日からできる備えには、どんなものがあるでしょうか?
3. 秋田も地震と無縁ではない、というのは本当でしょうか?
4. 「在宅避難」を支えるものは、何でしょうか?
5. 住まいの耐震性能は、どこを見ればいいのでしょうか?


■ 遠い地の地震のとき、私たちにできることは何でしょうか?

大きな災害の報道に触れると、心がざわつき、何かしなければという気持ちになります。その気持ちは、とても大切なものだと思います。

まずできることは、確かな情報を公式の発表で確認することです。災害時にはさまざまな情報が飛び交います。気象庁や自治体など、信頼できる発信元を通じて状況を把握することが、冷静な行動につながります。支援をお考えの場合も、信頼できる窓口を通じて行うのがよいと思います。

そしてもう一つ。遠くの出来事を、自分ごととして受け止め、自分の家の備えを見直すこと。これも、私たちにできる大切なことだと思っています。今日お話しするのは、その具体的な中身です。


■ 家庭で今日からできる備えには、どんなものがあるでしょうか?

まず申し上げたいのは、すべてを一度にそろえる必要はない、ということです。完璧を目指すと、かえって手が止まってしまいます。今日できることを一つ、それで十分です。

・はじめの一歩は、家具の固定です。大きな地震では、家具が倒れてけがをする、避難の妨げになる、ということが起こります。特に寝室は、就寝中に身を守るものがない場所です。背の高い家具は置かない、置くなら固定する。ここから始めるのがおすすめです。

・次に、水と食料の備蓄です。いっぺんに大量にそろえなくても、いつもの買い物で少し多めに買い、使った分を補充していく。この「ローリングストック」という方法なら、無理なく続けられます。あわせて、停電に備えた明かりやモバイルバッテリーもあると安心です。

・そして、家族との連絡方法の確認です。災害時は電話がつながりにくくなります。「災害用伝言板」や「災害用伝言ダイヤル(171)」の使い方を家族で共有しておく、集合場所を決めておく。こうした話し合いは、費用もかからず、今日この場でできることです。

お住まいの地域のハザードマップも、一度ご覧になっておくとよいと思います。自治体の公式サイトで確認できます。


■ 秋田も地震と無縁ではない、というのは本当でしょうか?

「秋田は地震が少ないから」と言われることがあります。たしかに他の地域と比べれば、揺れを感じる頻度は少ないかもしれません。ですが、地震と無縁の土地はありません。秋田も過去に大きな地震を経験してきました。

そして、秋田で暮らす私たちが特に意識しておきたいのが、冬の地震です。もし真冬に地震が起きて、停電が重なったら。暖房が止まり、雪が降るなかで過ごすことになります。地震そのものだけでなく、寒さという二つ目の危険が加わるのが、雪国の地震の怖さです。

ですので、秋田での地震対策は、冬の備えと分けずに考えるのが現実的だと思っています。停電時のための防寒具やカセットボンベ式の暖房、明かり。そして、そもそも家の断熱性能が高ければ、暖房が止まっても室温が下がりにくく、命を守る時間を稼げます。断熱の高い家は、冬の光熱費だけでなく、非常時の備えにもなるのです。


■ 「在宅避難」を支えるものは、何でしょうか?

地震のあと、必ずしも避難所に行くことだけが正解ではありません。建物の安全が確認できていれば、住み慣れた自宅で過ごす「在宅避難」という選択肢があります。

避難所は、多くの方が身を寄せる場所です。プライバシーの確保が難しかったり、体調を崩しやすかったりする面もあります。ご自宅が安全に過ごせる状態であれば、そこで避難生活を送れることは、心と体の負担を大きく減らしてくれます。

この在宅避難を支えるのが、まず建物そのものの強さです。地震に耐えて住み続けられる家であること。そのうえで、水や食料の備え、停電に備えた設備があること。住まいの安全と日頃の備えは、いざというときにこうしてつながってきます。


■ 住まいの耐震性能は、どこを見ればいいのでしょうか?

「地震に強い家」と言葉で言っても、何をもって強いと言えるのか、分かりにくいですよね。ひとつの分かりやすい目安が「耐震等級」です。

耐震等級は、住宅がどれくらい地震に耐えられるかを1から3までの段階で示したものです。等級1が建築基準法で定められた最低限の基準、そして等級3が最も高いレベルで、消防署や警察署といった、災害時に拠点となる建物と同じ水準です。

私たち「あしたのいえ」では、この耐震等級3を標準としています。特別なオプションではなく、当たり前の仕様として、すべてのお客様にこの強さをお届けしたい。地震の多いこの国で家をつくる者としての、私たちなりの責任の形だと考えています。あわせて、地震の力を面で受け止める高耐震・高断熱パネル、長く安心して住み続けるための長期優良住宅の考え方、省令準耐火構造なども取り入れています。

そして、「これから建てる家の話は分かった。でも、今の家はどうなの」と思われた方へ。私たちは不動産会社が母体で、新築だけでなくリフォームにも取り組んでいます。今お住まいの家についても、耐震診断や補強という考え方があります。まずは状況を伺うところからで構いません。不安なときは、一人で抱え込まず、どうか気軽にお声がけください。


【あわせて読みたい】
・施工事例|耐震等級3を標準とした家づくりの実例 https://www.ashitanoie.jp/house/
・分譲地情報|完成した住まいで性能を体感する https://www.ashitanoie.jp/estate/
・お客様の声|安心して暮らせる家を選んだ方の声 https://www.ashitanoie.jp/voice/


■ まとめ

熊本での地震は、遠い秋田で暮らす私たちにも、多くのことを突きつけました。地震は、いつ、どこで起きるか分かりません。だからこそ、不安に飲み込まれるのではなく、できる備えを一つずつ積み重ねていく。それが、大切な人を守ることにつながっていくのだと思います。

家具を固定する、水を少し多めに買う、家族と連絡方法を話しておく。今日できる小さな一歩から。そして、暮らしの器である住まいそのものが強いこと。私たちが耐震等級3を標準としているのは、その安心を当たり前のものにしたいからです。

被災された地域の一日も早い復興を、心よりお祈りしています。そして、今の家のことでも、これからの家のことでも、不安なときはどうかお声がけください。一緒に確認するところから始めましょう。


【あしたのいえについて】
秋田セントラル不動産株式会社の住宅事業部「あしたのいえ」は、秋田市を中心に潟上市・能代市などで、建築家と建てる家=注文住宅を軸に家づくりをお手伝いしています。新築からリフォーム、土地探しまで地域密着で取り組んでいます。

私たちが大切にしている4つのこと
1. 耐震等級3を標準としています
2. 高耐震・高断熱パネルを採用しています
3. 長期優良住宅の考え方を取り入れています
4. 入居後もアプリ「マイホム」でチャットからご相談いただけます
このほか、省令準耐火構造や24時間換気にも対応しています。


【ご相談窓口】
住まいの地震への備え、ご相談を承っています。これから建てる家のことも、今お住まいの家のことも。「うちはどうなんだろう」という段階で構いません。一緒に確認しましょう。
資料請求 https://www.ashitanoie.jp/booklet-ssl/
来場予約・お問合せ https://www.ashitanoie.jp/contact-ssl/
018-896-1644(受付9:00〜18:00・定休日不定休)


【よくある質問】
Q. 遠い地の地震のとき、私たちにできることは何ですか?
A. まずは、確かな情報を公式の発表で確認すること。支援を考える場合は、信頼できる窓口を通じて行うこと。そして、この機会にご自身の家の備えを一度見直すこと。遠くの出来事を、自分ごととして受け止めることも、私たちにできる大切なことだと思っています。

Q. 地震に備えて、家庭でまず何をすればいいですか?
A. 大きな家具の固定、寝室に物を置きすぎないこと、水と食料の備蓄から始めるのがおすすめです。停電に備えた明かりやモバイルバッテリー、家族との連絡方法の確認も大切です。すべてを一度にそろえる必要はありません。今日できることを一つずつで十分です。

Q. 秋田は地震が少ないと聞きますが、備えは必要ですか?
A. 秋田でも過去に大きな地震を経験しており、地震と無縁の地域はありません。加えて、冬に地震が起きれば寒さや停電が重なります。可能性の大小にかかわらず、日頃からの備えは意味があると考えています。

Q. 耐震等級3とは、どういう意味ですか?
A. 耐震等級は住宅の地震への強さを1から3で示す指標で、等級3が最も高いレベルです。消防署や警察署など、災害時の拠点となる建物と同じ水準にあたります。私たちは、この耐震等級3を標準としています。


※地震の被害状況や避難に関する情報は、刻々と変化します。最新の情報は気象庁や自治体などの公式発表を必ずご確認ください。この記事は住まいの備えについての一般的な考え方をお伝えするものです。


【執筆者】
船尾 教司(ふなお のりつか)/秋田セントラル不動産株式会社「あしたのいえ」代表取締役
建築家と建てる家=注文住宅を中心に、不動産売買から分譲住宅・リフォームまで地域密着で取り組んでいます。秋田市保戸野通町5-37 菊谷ビル1F。会社概要 https://www.ashitanoie.jp/company/

あしたのいえ 秋田セントラル不動産株式会社 船尾 教司

家事がラクになる間取りとは。秋田で建築家と考える、暮らしやすい家事動線

こんにちは。あしたのいえの船尾です。

7月も終わりに近づきましたが、秋田も本当に暑い日が続いています。この時期は熱中症への警戒が呼びかけられる日も多く、日中は外に出るのもひと苦労ですね。洗濯物も、外に干すか室内に干すか、天気とにらめっこという方も多いのではないでしょうか。どうか水分と休息をとって、無理なくお過ごしください。

さて、家づくりのご相談をいただくと、最近は「間取りで家事をラクにしたい」というご希望をよく伺います。共働きのご家庭が増え、限られた時間で家事を回さないといけない。そうなると、どこに何を配置するかで毎日の負担が大きく変わってきます。

今日は家事がラクになる間取りについて、秋田の気候も踏まえながら、私が普段お客様にお話ししていることをまとめてみたいと思います。

【この記事のポイント】
・家事のラクさは、部屋の広さより「動線の短さ」で決まる
・キッチン・洗面・ランドリーを近づけ、回遊できる形にすると家事が楽になる
・秋田は室内干しの場所が必須。冬の雪と夏の高温多湿を間取りで受け止める
・収納は量より位置。使う場所の近くにしまえると片づけが減る
・平屋や中二階の家など、暮らしに合わせて設計できるのが建築家と建てる家の強み

【目次】
1. なぜ今、間取りで「家事のラクさ」を優先する方が増えているのでしょうか?
2. 家事動線のよい間取りとは、具体的にどんな形なのでしょうか?
3. 秋田の気候は、間取りにどう関わってくるのでしょうか?
4. 収納は、家事のラクさとどうつながるのでしょうか?
5. 平屋や中二階の家は、家事動線の面でどんなよさがあるのでしょうか?
6. 建築家と建てる家だからできる間取りとは、どんなものでしょうか?
7. 間取りは、資金計画や補助金ともどう関わるのでしょうか?


■ なぜ今、間取りで「家事のラクさ」を優先する方が増えているのでしょうか?

[画像:家事をしながら家族と会話するお母さんと、キッチンから見渡せるLDK。横長16:9]

ひと昔前の家づくりでは、「広いリビング」「日当たりのよい南向き」といった、目に見える分かりやすい条件が重視されていました。もちろん今も大切ですが、実際に住み始めてから満足度を左右するのは、意外と地味な部分、つまり毎日の家事のしやすさだと感じています。

背景には、共働きのご家庭が増えたことがあります。朝は出勤前の限られた時間で洗濯や朝食の支度をし、夜は帰宅してから夕食と片づけ。休日にまとめて、というわけにもいきません。この毎日の積み重ねを少しでも軽くできるかどうかは、間取りの設計次第で本当に変わります。

そしてこの夏のように暑い日が続くと、家の中で過ごす時間が長くなります。室内で快適に、かつ効率よく動けること。これは季節を問わず、暮らしの土台になる部分だと思っています。


■ 家事動線のよい間取りとは、具体的にどんな形なのでしょうか?

[画像:キッチンから洗面・ランドリーへ一直線につながる水回りの様子。横長16:9]

ひとことで言うと、家事の一連の動きが短い距離で完結する間取りです。

たとえば洗濯なら、「洗う・干す・たたむ・しまう」という流れがあります。この流れの上に、洗濯機、室内干しのスペース、作業台、収納が並んでいると、あちこち移動せずに済みます。逆に、洗濯機は1階、干すのは2階のベランダ、しまうのは各部屋のクローゼット、という配置だと、それだけで相当な移動が発生します。

最近ご要望が多いのは、キッチン・洗面・ランドリーを近くにまとめ、できれば一直線か、ぐるりと回遊できる形にする間取りです。料理をしながら洗濯機を回し、その合間に洗面まわりを片づける。こうした「ながら家事」がしやすくなります。

もうひとつ大事なのが、キッチンから家全体を見渡せる配置です。お子さんの様子を見ながら料理ができると、気持ちの上でもずいぶん違います。家事の効率と、家族との距離感。この両方を間取りで両立させていくのが、私たちの腕の見せどころだと思っています。


■ 秋田の気候は、間取りにどう関わってくるのでしょうか?

[画像:明るい室内干しスペースと、そのそばの収納。横長16:9]

ここは秋田で家を建てる以上、外せないところです。

・まず、室内干しのスペースは必須だと考えています。秋田の冬は雪と寒さで、外に洗濯物を干せない日が続きます。加えて梅雨や、この夏のように急な雨が増える季節もあります。天気に左右されず洗濯物を干せる場所を、家事動線の上にきちんと確保しておく。これは秋田の暮らしでは本当に効いてきます。

・次に、夏の高温多湿への備えです。近年の秋田の夏は、以前より暑くなったと実感されている方が多いと思います。風がうまく抜ける窓の配置や、強い日射しを室内に入れすぎない工夫を、間取りの段階から考えます。断熱・気密のしっかりした家であれば、冷房も効きやすくなります。

・そして、玄関まわりです。雪の季節は、上着や長靴、雪かきの道具など、玄関で受け止めたいものが増えます。土間収納やシューズクロークがあると、家の中に汚れや雪を持ち込みにくく、片づけもラクになります。秋田では、玄関の使い勝手が暮らしやすさを大きく左右します。


■ 収納は、家事のラクさとどうつながるのでしょうか?

[画像:洗濯動線の途中に設けたファミリークローゼット。横長16:9]

収納というと「たくさんあればいい」と思われがちですが、私は量よりも位置が大事だと考えています。

使う場所の近くに、使う物をしまえる。これが片づけの手数を減らすいちばんのコツです。たとえば、洗濯動線の途中に家族の衣類をまとめて置くファミリークローゼットをつくると、たたんだ服を各部屋に運ぶ手間がなくなります。キッチンの隣にパントリーがあれば、買ってきた食材をすぐにしまえます。

逆に、大きな納戸を家の隅に一つつくっても、そこまで物を運ぶのが面倒で、結局使われなくなってしまうことがあります。収納は「どこに置くか」で生きるか死ぬかが決まる。設計のときに、その家の暮らし方を丁寧に伺いながら位置を決めていく理由が、ここにあります。


■ 平屋や中二階の家は、家事動線の面でどんなよさがあるのでしょうか?

[画像:ワンフロアで生活が完結する平屋のリビングと水回り。横長16:9]

家事動線という点で、平屋には分かりやすいよさがあります。生活がワンフロアで完結するので、洗濯物を持って階段を上り下りする必要がありません。掃除機を持って階を移動することもない。この「上下移動がない」というだけで、日々の家事はずいぶん軽くなります。

以前は平屋というと年配の方の住まいというイメージがありましたが、最近は若い子育て世帯からも選ばれることが増えました。家事のしやすさと、家族が同じフロアで過ごせる安心感が支持されているのだと思います。私たちの「あしたのHIRAYA」も、こうした暮らしやすさを大切にした平屋です。

とはいえ、平屋は同じ延床面積なら広い敷地が必要になります。敷地の条件や予算によっては、1階に生活の中心を置きつつ空間に変化をつけられる「中二階の家」が合う場合もあります。どの形がそのご家族に合うかは、暮らし方と土地をあわせて考えるのがいちばんです。


■ 建築家と建てる家だからできる間取りとは、どんなものでしょうか?

[画像:図面を広げて間取りを相談するご家族と設計担当。横長16:9]

ここが、私が今日いちばんお伝えしたいところです。

家事動線の「正解」は、実はご家庭ごとに違います。朝の家事に重点を置く方もいれば、夜にまとめてこなす方もいる。料理が趣味の方、洗濯物の量が多い方、それぞれで最適な間取りは変わってきます。規格化されたプランは効率的ですが、この一人ひとりの違いに細かく合わせるのは苦手です。

建築家と建てる家、つまり注文住宅であれば、この前提が変わります。実際の暮らし方を伺ったうえで、その動きに合わせて水回りや収納の位置を決めていける。「うちは室内干しが多いから、この場所に広めのランドリーを」「共働きだから朝の身支度が重ならない洗面に」といった調整が、設計の段階からできます。

間取りは、いわばその家族の暮らしの設計図です。時間をかけて丁寧に組み立てるほど、住み始めてからの毎日がラクになります。私たちは、この一軒ごとに向き合う時間こそが、家づくりのいちばん大切な部分だと思っています。


■ 間取りは、資金計画や補助金ともどう関わるのでしょうか?

[画像:間取り図と資金計画の資料を並べて確認する打合せ風景。横長16:9]

間取りは暮らしやすさの話であると同時に、実はお金の話ともつながっています。

たとえば、断熱や省エネの性能を高めた家は、冷暖房の効率がよく、光熱費を抑えられます。返済額と光熱費は、家計から見れば同じ「毎月出ていくお金」です。さらに、省エネ性能の高い住宅は、国の補助制度の対象になる場合があります。2026年も長期優良住宅などを対象とした省エネ住宅への支援が用意されていますが、こうした制度は年度ごとに名称も条件も締切も変わります。申請の時期や着工との前後関係もありますので、間取りを考える早い段階から資金計画とあわせて確認しておくことをおすすめします。

金利についても触れておきます。2026年に入り、住宅ローンの変動金利は上昇の局面にあります。一方で固定金利は月によって小幅に下がることもあり、動きはさまざまです。最新の適用条件は金融機関ごとに異なりますので、必ずご自身が検討されている銀行でご確認ください。私たちは金融の専門家ではありませんが、間取りや性能と資金計画を同じテーブルで並べて整理するお手伝いはできます。


【あわせて読みたい】
・施工事例|暮らしに合わせた間取りの実例 https://www.ashitanoie.jp/house/
・あしたのHIRAYA|ワンフロアで暮らす平屋という選び方 https://www.ashitanoie.jp/brand/hiraya/
・お客様の声|住んでみて分かった間取りの満足度 https://www.ashitanoie.jp/voice/
・秋田市の土地探しと資金計画。家づくりの順番をどう考えるか ※要差し替え


■ まとめ

家事がラクになる間取りとは、部屋の広さや見た目の華やかさではなく、毎日の動きの短さで決まります。キッチン・洗面・ランドリーを近づけ、回遊できる形にし、その動線の上に室内干しと収納を配置する。この積み重ねが、住み始めてからの毎日を軽くしてくれます。

そして秋田では、冬の雪と夏の高温多湿という気候を、間取りで受け止めておくことが欠かせません。室内干しの場所、風の抜け、玄関まわりの収納。地域の暮らしを知っているからこそ提案できる部分だと思っています。

間取りに一つの正解はありません。だからこそ、そのご家族の暮らし方に合わせて設計できる、建築家と建てる家の価値があります。家づくりって、きっと素敵な明日のためにあるんだ。私たちはそう考えて、一軒ごとに向き合っています。


【あしたのいえについて】
秋田セントラル不動産株式会社の住宅事業部「あしたのいえ」は、秋田市を中心に潟上市・能代市などで、建築家と建てる家=注文住宅を軸に家づくりをお手伝いしています。土地探しからのご相談を得意としています。

私たちが大切にしている4つのこと
1. 耐震等級3を標準としています
2. 高耐震・高断熱パネルを採用しています
3. 長期優良住宅の考え方を取り入れています
4. 入居後もアプリ「マイホム」でチャットからご相談いただけます
このほか、省令準耐火構造や24時間換気にも対応しています。


【ご相談窓口】
暮らしやすい間取りのご相談を承っています。「うちの家事の動き、どんな間取りが合うんだろう」という段階で構いません。暮らし方を伺うところから始めましょう。
資料請求 https://www.ashitanoie.jp/booklet-ssl/
来場予約・お問合せ https://www.ashitanoie.jp/contact-ssl/
あしたのいえ専用TEL 0800-800-7725(受付9:00〜18:00・定休日不定休)


【よくある質問】
Q. 家事動線のよい間取りとは、具体的にどういう間取りですか?
A. キッチン・洗面・ランドリーを近くにまとめ、できれば一直線か回遊できる形にした間取りのことです。洗う、干す、たたむ、しまうという一連の動きが短い距離で完結するので、毎日の家事にかかる時間と移動が減ります。加えて、室内干しのスペースと収納をその動線の上に置けると、さらにラクになります。

Q. 秋田の気候は、間取りにどう影響しますか?
A. 冬は雪と寒さで外に洗濯物を干せない日が多く、室内干しの場所が欠かせません。夏は高温多湿で、近年は熱中症への注意も必要ですから、風の抜けや日射のコントロールを間取りで考えます。玄関まわりの土間や収納も、雪や上着、道具の置き場として秋田では効いてきます。

Q. 平屋は家事動線の面でメリットがありますか?
A. はい。ワンフロアで生活が完結するため、洗濯物を持って階段を上り下りする必要がなく、家事の負担が軽くなります。近年は若い子育て世帯からも平屋が支持されています。私たちの「あしたのHIRAYA」も、こうした暮らしやすさを大切にした平屋です。ただし敷地の広さや予算との兼ね合いもありますので、中二階の家など他の選択肢と一緒に検討されるのがよいと思います。

Q. 収納は家事のラクさとどう関係しますか?
A. 使う場所の近くに、使う物をしまえる収納があると、片づけの手数が減ります。たとえば洗濯動線の上にファミリークローゼットを置く、キッチンの隣にパントリーを設ける、といった配置です。収納は量よりも位置が大事だと考えています。

Q. 間取りは、資金計画や補助金とも関係しますか?
A. 関係します。断熱や省エネ性能を高めた間取り・仕様にすると、光熱費が抑えられ、国の省エネ住宅の補助制度の対象になる場合もあります。制度は年度ごとに条件や締切が変わりますので、間取りを考える早い段階から資金計画とあわせて確認しておくと安心です。


【執筆者】
船尾 教司(ふなお のりつか)/秋田セントラル不動産株式会社「あしたのいえ」代表取締役
建築家と建てる家=注文住宅を中心に、不動産売買から分譲住宅・リフォームまで地域密着で取り組んでいます。秋田市保戸野通町5-37 菊谷ビル1F。会社概要 https://www.ashitanoie.jp/company/

あしたのいえ 秋田セントラル不動産株式会社 船尾 教司

秋田市の土地探しと資金計画。金利も地価も動く今、家づくりの順番をどう考えるか

こんにちは。あしたのいえの船尾です。

7月に入ってから、秋田も本格的に暑くなりました。今週は高温の予報が出る一方で、雨の日も重なっています。この時期は暑さと大雨の両方に気を配らないといけませんね。皆さま、どうかご無理をなさらないでください。

さて、最近ご相談の場でよく聞かれるのが「今って、家を建てるタイミングとしてどうなんですか」というご質問です。金利のニュースが増え、土地の値段も上がっていると聞く。だから迷う。とてもよく分かります。

今日はこの問いに、秋田市の土地探しと資金計画という切り口からお答えしてみたいと思います。結論から申し上げると、大事なのは「いつ建てるか」よりも「どの順番で考えるか」だと私は思っています。


■この記事のポイント
・土地探しより先に、総額の資金計画を立てるほうが結果的に動きやすい
・秋田市の住宅地の公示地価は上昇傾向。待つことにも相応のコストがある
・変動金利は上昇の方向。返済額そのものより「余裕の幅」を確認したい
・住宅の補助金制度は年度ごとに内容が変わるため、計画段階での確認が欠かせない
・秋田の土地選びは、雪の置き場・水はけと地盤・道路との高低差を必ず見る


【目次】
1. なぜ土地探しより先に、資金計画なのでしょうか?
2. 秋田市の土地の価格は、今どうなっているのでしょうか?
3. 金利が動く今、資金計画で何を確認すればいいのでしょうか?
4. 補助金は、家づくりの計画にどう関わってくるのでしょうか?
5. 秋田で土地を見るとき、どこを確認すればいいのでしょうか?
6. 建築家と建てる家なら、土地のクセはどう活かせるのでしょうか?
7. 土地探しから相談すると、何が変わるのでしょうか?


■なぜ土地探しより先に、資金計画なのでしょうか?

家づくりのご相談で、いちばん多いつまずき方があります。それは「良い土地が見つかったのに、決めきれずに他の方に決まってしまった」というケースです。

なぜ決めきれないのか。総予算が決まっていないからです。土地に2,000万円出せるのか、1,200万円までなのか。この線が引けていないと、目の前の土地が自分たちにとって高いのか安いのか、判断のしようがありません。そして土地は、良い条件のものほど早く動きます。迷っている数週間で無くなってしまう。何度もそういう場面を見てきました。

ですので私は、まず総額から考えることをおすすめしています。毎月いくらまでなら無理なく返せるか。頭金はいくら入れられるか。そこから逆算して総額の枠を出し、その枠を土地と建物と諸費用に配分していく。この順番だと、土地を見に行ったときに「これは枠に収まる」「これは少し超えるけれど、その分建物を調整すれば成立する」という判断がその場でできます。

ちなみに諸費用は、意外と見落とされがちです。登記や火災保険、地盤改良、外構、そして引っ越しや家具。土地と建物の金額だけで組んでしまうと、後から効いてきます。最初の段階で概算を入れておくと安心です。


■秋田市の土地の価格は、今どうなっているのでしょうか?

2026年の地価公示によると、秋田市の住宅地の平均価格は前年から上昇しました。上昇率としては数パーセントの範囲ですが、方向としては上向きです。県全体で見ても住宅地は上昇に転じています。

「秋田は人口が減っているのに、土地は上がるんですか」と驚かれることがあります。ただ、土地の価格は人口だけで決まるものではありません。人気のエリアに需要が集中すること、造成や資材にかかるコストが上がっていること、こうした要因が重なっています。実際、秋田市内でも学区や利便性によって動きは大きく違います。全体の平均が上がっていても、エリアごとに見れば横ばいのところもあります。

ここで申し上げたいのは「今すぐ買ってください」ということではありません。ただ、「もう少し様子を見よう」という判断にも、コストがある。土地が上がれば、同じ予算で選べる範囲は狭くなります。金利が上がれば、同じ借入額でも総返済額は増えます。待つことは安全な選択に見えますが、必ずしもそうとは限らない。それだけは知ったうえで判断していただきたいと思っています。


■金利が動く今、資金計画で何を確認すればいいのでしょうか?

[画像:住宅ローンの返済シミュレーション表を指さして説明する場面の手元。横長16:9]

2026年に入り、日本銀行の金融政策の変更を受けて、住宅ローンの金利は上昇の方向で動いています。変動金利についても、各金融機関で引き上げの動きが報じられています。具体的な適用時期や上げ幅は金融機関ごとに異なりますので、必ずご自身が検討されている銀行の最新の条件をご確認ください。

そのうえで、資金計画で確認していただきたいのは「今の返済額」ではなく「余裕の幅」です。

変動金利を選ぶ場合、今の金利で計算した返済額だけを見て決めるのは少し危ういと思います。仮に金利が1パーセント上がったとき、毎月の返済はいくらになるのか。その額でも生活が回るのか。この確認をしておくと、金利のニュースが出るたびに不安になる、ということが減ります。

固定金利にすれば返済額は動きませんが、その分、当初の金利は高めになります。どちらが正解ということはありません。ご家族の収入の安定度や、繰上返済をどれくらい見込めるかによって、選ぶべきものは変わります。私たちは金融の専門家ではありませんので断定的なことは申し上げませんが、複数のパターンを並べて一緒に見ていくことはできます。

もうひとつ。断熱性能の高い家は、光熱費が抑えられます。返済額と光熱費は、家計から見れば同じ「毎月出ていくお金」です。建物にかけた費用が毎月の光熱費で戻ってくる面もありますので、そこも含めて総額で考えていただくとよいと思います。


■補助金は、家づくりの計画にどう関わってくるのでしょうか?

省エネ性能の高い住宅に対する国の補助制度は、年度ごとに名称も金額も条件も変わります。2026年度についても新しい枠組みで動いており、補助額は前年度から見直されているようです。

金額の詳細はここでは断定を避けますが、計画上いちばん大事なのは金額そのものより「締切」と「着工との前後関係」です。多くの制度では、工事に着手する前に手続きを済ませておく必要があります。つまり、家づくりの相当早い段階で制度を意識しておかないと、間に合わないということが起こります。

また、予算の上限に達した時点で受付が終了する制度もあります。年度の後半になるほど不確実性が増しますので、活用を前提に資金計画を組む場合は、その分の余裕を見ておくほうが安全です。

制度の最新情報は、必ず国や自治体の公式の案内でご確認ください。私たちも計画のご相談の際には、その時点で確認できる情報をお伝えするようにしています。


■秋田で土地を見るとき、どこを確認すればいいのでしょうか?

ここは秋田ならではの話です。私が現地でいつも見ているのは、次の3つです。

1つめは、雪をどこに置けるか。間口が狭く、隣家との距離も近い土地だと、除雪した雪の置き場に困ります。毎年のことですから、これは住み始めてからの負担に直結します。図面の上では分かりにくいので、冬の状況を想像しながら現地を見ることが大事です。

2つめは、水はけと地盤。近年は大雨の頻度が上がっています。周辺より低くなっていないか、雨のあとに水が残る場所はないか。地盤が弱ければ改良工事が必要になり、これは数十万円から百万円単位で予算に影響します。土地の価格が安く見えても、改良費で逆転することがあります。

3つめは、道路との高低差。高低差があると、造成や外構の費用がかさみます。一方で、うまく設計すれば眺望や採光の面で有利に働くこともあります。マイナスとは限らないのですが、費用への影響は必ず確認しておきたいところです。

この3点は、土地の広告や資料からは読み取れません。だからこそ、現地を一緒に見ることに意味があると思っています。


■建築家と建てる家なら、土地のクセはどう活かせるのでしょうか?

ここが、私が今日いちばんお伝えしたいところです。

予算の関係で、条件が完璧な土地を選べないことはよくあります。少し細長い、変形している、南側に建物がある。こうした土地は価格が抑えられていることが多いのですが、規格化されたプランを載せようとすると途端に難しくなります。

建築家と建てる家、つまり注文住宅であれば、この前提が変わります。細長い土地なら中庭を挟んで光を入れる。南側が塞がっているなら、高い位置に窓を取って上から採光する。高低差があるなら、それを利用して中二階をつくる。土地のクセを、設計で価値に変えられるのです。

結果として、条件の良い高い土地を買うよりも、条件にクセのある土地を活かしたほうが、総額を抑えながら満足度の高い家になることがあります。土地と設計をセットで考えられると、選択肢が一気に広がる。これは実感として申し上げられます。

私たちの「あしたのHIRAYA」や「中二階の家」も、こうした土地の条件から生まれてきた考え方が元になっています。
https://www.ashitanoie.jp/brand/hiraya/


■土地探しから相談すると、何が変わるのでしょうか?

私たちは不動産会社が母体で、そこから住宅事業を始めました。ですので、土地の話と建物の話を同じテーブルでできます。

これが何を意味するかというと、土地を見に行った時点で「この土地ならこういう建て方ができて、費用はこれくらい」という見立てを、その場でお伝えできるということです。土地を先に契約してから建築会社を探すと、後から「その土地では思っていた家が建たない」と分かることがあります。この順番の問題は、実は少なくありません。

また、完成した家を見ていただける機会もあります。私たちの分譲住宅は、注文住宅と同じ性能・同じ設計の考え方でつくっています。図面や言葉では伝わりにくい部分を、実際の空間で体感していただける入り口としてご覧いただければと思います。そのうえで「自分たちならこうしたい」というご希望が出てくれば、そこから注文住宅のご相談に進んでいただけます。


■あわせて読みたい
・施工事例|土地の条件を活かした家づくりの実例
・分譲地情報|完成した家で私たちの家づくりを体感する
・お客様の声|土地探しから建てた方の体験談


■まとめ

金利も地価も動いている今、「待つべきか、進めるべきか」で悩まれるのは自然なことだと思います。ただ、待つことにも進むことにも、それぞれのコストがあります。だからこそ、雰囲気ではなく数字で比べていただきたいのです。

そのために必要なのが、資金計画を先に立てることでした。総額の枠が決まれば、土地を見たときに判断できます。判断できれば、良い土地を逃しません。そして、土地に多少のクセがあっても、建築家と建てる家であれば設計で活かすことができます。

秋田で家を建てるということは、雪と、夏の暑さと、この土地の気候と長く付き合っていくということでもあります。だからこそ、最初の順番を丁寧に組み立てておきたい。そう思っています。

家づくりって、きっと素敵な明日のためにあるんだ。私たちはそう考えて、日々お客様と向き合っています。


■あしたのいえについて

秋田セントラル不動産株式会社の住宅事業部「あしたのいえ」は、秋田市を中心に潟上市・能代市などで、建築家と建てる家=注文住宅を軸に家づくりをお手伝いしています。土地探しからのご相談を得意としています。

私たちが大切にしている4つのこと
1. 耐震等級3を標準としています
2. 高耐震・高断熱パネルを採用しています
3. 長期優良住宅の考え方を取り入れています
4. 入居後もアプリ「マイホム」でチャットからご相談いただけます

このほか、省令準耐火構造や24時間換気にも対応しています。


■土地探しと資金計画のご相談を承っています

「うちの場合はどうなるんだろう」という段階で構いません。数字を一緒に並べるところから始めましょう。

資料請求 https://www.ashitanoie.jp/booklet-ssl/
来場予約・お問合せ https://www.ashitanoie.jp/contact-ssl/
018-896-1644(受付9:00〜18:00・定休日不定休)


■よくある質問

Q. 土地探しと資金計画は、どちらを先に進めるべきですか?
A. 資金計画を先に、というのが私たちのおすすめです。総予算の枠が決まっていないと、土地にいくらまで出せるのかが判断できず、良い土地が出てきても決めきれません。まず総額の目安を立て、そのうえで土地を探す順番が動きやすいと感じています。

Q. 金利が上がっている今は、家づくりを待ったほうがいいですか?
A. 一概には言えません。金利は上昇の方向にありますが、秋田市の住宅地の地価も上昇傾向で、待つことで土地の条件が悪くなる可能性もあります。ご家族の状況と資金計画の余裕度を見て判断されるのがよいと思います。ご相談いただければ一緒に数字を並べて整理します。

Q. 土地を持っていなくても相談できますか?
A. もちろんです。私たちは不動産会社が母体ですので、土地探しからのご相談が中心です。建物のプランと土地をセットで考えられるのが強みだと思っています。

Q. 秋田で土地を選ぶとき、特に気をつけることはありますか?
A. 雪をどこに置けるか、水はけと地盤、そして道路との高低差の3点は必ず確認しています。秋田の冬と近年の大雨を考えると、この3点は住み始めてからの暮らしやすさに直結します。

Q. 分譲住宅と注文住宅、どちらを選べばいいですか?
A. 私たちは建築家と建てる家、つまり注文住宅を本筋としてお手伝いしています。分譲住宅は同じ性能・設計思想でつくっていますので、私たちの家づくりを完成した状態で体感していただく入り口としてご覧いただくのがおすすめです。実物を見てから、ご自身の土地でどう建てるかを考えていただけます。


■執筆者

船尾 教司(ふなお のりつか)/秋田セントラル不動産株式会社「あしたのいえ」代表取締役
建築家と建てる家=注文住宅を中心に、不動産売買から分譲住宅・リフォームまで地域密着で取り組んでいます。秋田市保戸野通町5-37 菊谷ビル1F。
会社概要 https://www.ashitanoie.jp/company/


あしたのいえ 秋田セントラル不動産株式会社 船尾 教司

秋田の夏を涼しく暮らす。建築家と建てる高断熱の家という選び方

こんにちは。秋田セントラル不動産「あしたのいえ」代表の船尾です。

梅雨が明けると、秋田も本格的な夏を迎えます。今年(2026年)は、日本気象協会などの長期予報でも、暑さの到来が早く、猛暑・高温多雨になりやすいと伝えられています。現場に立つたびに、「秋田の夏も、ずいぶん過ごし方が変わったな」と感じます。

秋田の家づくりといえば、これまでは豪雪と厳しい寒さへの備えが第一でした。もちろんそれは今も大切です。ただ、これからはそれと同じくらい、夏の暑さと湿気にどう備えるかが問われる時代になってきたと思っています。秋田は日本海側特有の湿気もあり、気温以上に蒸し暑さを感じやすい土地柄です。エアコンを強めても効きが悪い、二階が寝苦しい、部屋ごとの温度差が大きい――そんなお悩みも増えてきました。

ここで鍵になるのが「断熱」です。断熱は冬の寒さ対策というイメージが強いのですが、実は外の熱を室内に入れにくくする働きもあります。壁や天井、窓の断熱をしっかり確保すれば、真夏でも室温の上がり方がゆるやかになり、少ない冷房でも涼しさを保ちやすくなります。あしたのいえは高耐震・高断熱パネルを標準採用し、耐震等級3を標準としながら、夏も冬も過ごしやすい家づくりを目指しています。

そのうえで私がおすすめしたいのが、建築家と一緒に設計する家づくりです。断熱という基本性能を土台にしながら、土地に合わせて、夏の西日をどう避けるか、深い軒でどこまで日差しを遮るか、窓をどこに開ければ風が抜けるか、湿気のこもる場所をどう換気するかを、一つひとつ検討できます。同じ性能でも、設計次第で夏の快適さは大きく変わります。規格化された家との違いは、まさにこの「あなたの暮らしに合わせて描ける」ところにあります。

家づくりのタイミングについても触れておきます。2026年7月時点で、変動金利はおおむね据え置きの傾向、固定金利はむしろ引き下げの動きも見られますが、日本銀行は利上げのスタンスを続けているとされ、先行きは読みきれません。数字は各金融機関で最新の情報をご確認いただくのが確実です。私がお伝えしたいのは、金利という一つの数字だけで急いだり諦めたりしないでほしい、ということ。家づくりの負担は、土地代・建築費・住宅ローン・毎月の光熱費まで含めた「暮らしの総額」で決まります。断熱性能が高く光熱費を抑えられる家なら、長い目で見た負担はむしろ軽くなることもあります。

性能を高める後押しとして、2026年は「みらいエコ住宅2026事業」など省エネ住宅向けの支援制度も案内されています。要件や金額、申請時期は制度側で更新されるため、必ず最新の公式情報でご確認ください。補助金はあくまで追い風で、目的ではありません。まず暮らしやすい家を性能から考え、使える制度があれば活用する。この順番なら判断がぶれません。

そして忘れてはいけないのが土地です。同じ家でも、日当たりや風の通り方で夏の快適さは変わります。2026年の公示地価では、秋田市の住宅地は駅前や市街地を中心に上昇し、エリアによる二極化も進んでいます。私たちは不動産会社としての目線で、価格だけでなく「その土地で夏も冬も気持ちよく暮らせるか」という視点から土地探しをお手伝いします。土地から建物まで、ひとつの窓口でご相談いただけるのが強みです。

秋田の夏が変わりつつある今こそ、家は性能から考えてみませんか。夏の一日を思い浮かべながら、あなたの暮らしに合う家を、私たちとご一緒に。

くわしくは公式ブログにまとめています。あわせてご覧ください。
https://www.ashitanoie.jp/diaryblog/

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#秋田注文住宅 #高断熱住宅 #家づくり #建築家と建てる家 #あしたのいえ

注文住宅の会社がつくる分譲住宅という選択。

【この記事のポイント】
・あしたのいえは、もともと建築家と建てる家=注文住宅で、ご家族の理想を一棟ずつ形にしてきた会社です。
・その私たちが、同じ想いと性能でつくっているのが分譲住宅。「注文住宅の会社がつくる分譲住宅」だからこその安心があります。
・金利が上がり補助金も変わる2026年。注文も分譲も、まずは無理のない資金計画から一緒に考えます。

【目次】

なぜ今、住まいのお金が気になるの?

あしたのいえが大切にする「建築家と建てる家」とは?

注文住宅の会社がつくる分譲住宅は、何が違う?

完成した家を体感できることは、なぜうれしい?

秋田の気候と、どう向き合っている?

注文住宅と分譲住宅、どう選べばいい?

まとめ

こんにちは。あしたのいえの船尾です。家づくりを考え始めると、まず気になるのが「お金のこと」ではないでしょうか。最近お客様とお話ししていても、「金利が上がっていると聞いて不安」「補助金が減ったと聞いたけれど、今はどう考えればいいのか」というご質問をよくいただきます。

私たちあしたのいえは、もともと建築家と建てる家、つまり注文住宅で、ご家族一組ひと組の暮らしに合わせて家を設計してきた会社です。今日は、その私たちが同じ想いと性能でつくっている「分譲住宅」について、2026年の最新事情をふまえながらお話しさせていただきます。注文住宅の会社がつくる分譲住宅、という考え方をお伝えできればと思います。

■ なぜ今、住まいのお金が気になるの?

2026年に入り、住まいとお金をめぐる環境は大きく動いています。住宅ローンの変動金利は引き上げの動きが続き、2026年6月時点では年0.9%を超える水準が過半を占めるようになりました。長期の固定金利はさらに上昇が顕著で、フラット35の金利は前月比でプラスとなり、制度として初めて3%を超える水準まで上がっています。

一方で、新築住宅の補助制度も変化しています。2025年度の「子育てグリーン住宅支援事業」の後継として、2026年度は「みらいエコ住宅2026事業」が創設されました。省エネ性能の高い住宅を後押しする制度ですが、新築への補助額はおおむね縮小方向で見直されています。詳細や金額は国の公式サイトでご確認いただくのが確実です。

こうした時代に大切なのは、注文住宅か分譲住宅かにかかわらず、ご家庭にとって無理のない資金計画を立てることだと、私は考えています。どんな住まいでも、総額と毎月の返済の見通しが描けてはじめて、安心して一歩を踏み出せるからです。

■ あしたのいえが大切にする「建築家と建てる家」とは?

あしたのいえの家づくりの中心にあるのは、建築家と建てる家です。ご家族の暮らし方や好み、土地の特徴をていねいにうかがいながら、間取りやデザインを一棟ずつ設計していく注文住宅。それが私たちの本来の強みであり、これからも大切にしていきたい家づくりです。

自由設計だからこそ、リビングの広さや趣味の空間、家事のしやすい動線まで、ご家族の理想を細部まで形にできます。そして見た目の美しさだけでなく、地震の多い日本だからこその耐震等級3を標準とするなど、暮らしの土台となる性能にもこだわっています。家は、家族みんなの幸せのためにある。その想いを、一棟一棟に込めています。

■ 注文住宅の会社がつくる分譲住宅は、何が違う?

では、その私たちがつくる分譲住宅は何が違うのか。いちばんの特長は、注文住宅と同じ家づくりの考え方でつくっているという点です。耐震等級3を標準とし、耐震性・断熱性に優れた高耐震・高断熱パネルや、長く安心して住み継げる長期優良住宅の基準など、注文住宅で大切にしている性能を、分譲住宅にもそのまま生かしています。

間取りや動線も、設計の目線で「この家で暮らしたら、どんな一日になるだろう」と考えながらつくっています。「分譲だから、ここは妥協」ではなく、注文住宅の会社がつくるからこそ安心して選べる。それが、私たちの分譲住宅です。完成した家にも、建築家と建てる家と同じ想いが流れています。

■ 完成した家を体感できることは、なぜうれしい?

完成した分譲住宅のうれしさは、実物を体感して選べることです。図面では分かりにくい部屋の広さや天井の高さ、窓から入る光の明るさ、生活動線の使いやすさを、ご自身の目と足で確かめられます。「思っていたより明るい」「家事の動きがスムーズ」といった気づきは、実際に立ってみて初めて分かるものです。

もうひとつ、価格が最初から分かっているのも分譲住宅の良さです。総額が見えていれば、毎月の返済や自己資金とのバランスを早い段階で具体的に描けます。金利が動く時代に、資金計画が立てやすいのは安心材料のひとつ。そして完成した家を見ることは、将来「いつかは建築家と建てる家を」とお考えの方にとっても、私たちの家づくりを知る入り口になります。

■ 秋田の気候と、どう向き合っている?

秋田で暮らす私たちにとって、家の性能は快適さに直結します。冬は雪が積もり寒さが厳しく、夏は思いのほか蒸し暑い。だからこそ、断熱や換気、構造の強さが日々の暮らしやすさを左右します。寒い時期に家の中の温度差が小さいこと、夏に湿気がこもりにくいことは、光熱費だけでなく、ご家族の健康や快適さにも関わってきます。

あしたのいえでは、注文住宅でも分譲住宅でも、この地域の気候を見据えた同じ性能の考え方で家をつくっています。完成した分譲住宅なら、四季の暮らしをイメージしながら「この家なら一年を通して心地よく過ごせそう」と確かめていただけます。秋田の土地と気候を知る地元の会社だからこそ、ご提案できる安心があると考えています。

■ 注文住宅と分譲住宅、どう選べばいい?

注文住宅と分譲住宅は、どちらが上ということではありません。ご家族の優先順位とタイミングで、合う選び方が変わります。「実物を見て、早めに住み始めたい」「総額をはっきりさせたい」という方には、完成した分譲住宅がよく合います。「間取りや素材を一から決めたい」「土地から探して理想を形にしたい」という方には、建築家と建てる注文住宅が向いています。

大切なのは、どちらを選んでも、引き渡し後も頼れる相手がいることです。あしたのいえでは、入居後の不具合もチャットで気軽にご相談いただけるよう、スマホアプリ「マイホム」を導入しています。注文も分譲も同じ想いでつくり、暮らし始めてからもずっとお付き合いできる関係でありたいと考えています。

■ まとめ
金利が上がり、補助のかたちも変わっていく2026年。私たちあしたのいえは、建築家と建てる家=注文住宅を本来の強みとしながら、その同じ想いと性能で分譲住宅もつくっています。「注文住宅の会社がつくる分譲住宅」だからこそ、完成した家にも妥協はありません。

まずは完成した分譲住宅で、私たちの家づくりを体感してみてください。そして「いつかは建築家と建てる家を」というご相談も、いつでも歓迎です。秋田で暮らすご家族の、素敵なあしたのための住まいを、一緒に考えていきましょう。どうぞお気軽にお声がけください。

【あわせて読みたい】
・夢を叶える「建築家と建てる家」 - デザイン性と機能性を両立した家づくり https://www.ashitanoie.jp/diaryblog/2026/04/post-347.html
・秋田市の住まいづくり:住宅ローンと返済計画のポイント https://www.ashitanoie.jp/diaryblog/2026/04/post-345.html
・家族の安心を守るマイホーム選び - 耐震等級3が標準仕様の理由 https://www.ashitanoie.jp/diaryblog/2026/04/---3.html
・あしたのいえの施工事例を見る https://www.ashitanoie.jp/house/

【よくある質問】
Q. 注文住宅(建築家と建てる家)も相談できますか?
A. はい。あしたのいえは、もともと建築家と建てる家=注文住宅で、ご家族の暮らしに合わせて一棟ずつ設計する家づくりを大切にしてきました。自由設計の注文住宅も、土地探しからのご相談も承りますので、どうぞお気軽にお声がけください。

Q. 分譲住宅と注文住宅は、どちらを選べばよいですか?
A. どちらが上ということではなく、ご家族の優先順位とタイミングによります。実物を見て早めに住み始めたい方には分譲住宅が、間取りや仕様を一から考えたい方には注文住宅が合います。あしたのいえは両方をご提案できますので、ご希望をうかがって一緒に考えます。

Q. あしたのいえの分譲住宅は、注文住宅と性能が違いますか?
A. 私たちの分譲住宅は、注文住宅と同じ家づくりの考え方でつくっています。耐震等級3を標準とし、高耐震・高断熱パネルや長期優良住宅の基準など、暮らしの安心につながる仕様を大切にしています。注文住宅の会社がつくるからこその安心を、完成した家で体感していただけます。

Q. 金利が上がっている今、家づくりはどう考えればよいですか?
A. 金利は今後も上昇する可能性が指摘されています。大切なのは、ご家庭にとって無理のない資金計画を立てることです。注文住宅でも分譲住宅でも、総額と毎月の返済の見通しを一緒に整理しますので、まずはご相談ください。

あしたのいえ(秋田セントラル不動産株式会社)について
秋田市を中心に、建築家と建てる家=注文住宅を本来の強みとし、土地探しから分譲住宅まで一貫してお手伝いする住まいの専門店です。「Home for wonderful tomorrow! 家づくりって、きっと素敵な明日のためにあるんだ。」をコンセプトに、ご家族の暮らしに寄り添います。

建築家と建てる家。自由設計でご家族の理想を一棟ずつ形に。

地震に強い家づくり。耐震等級3を標準としています。

耐震性・断熱性に優れた高耐震・高断熱パネルと、長期優良住宅の考え方。

入居後もアプリ「マイホム」で気軽にご相談いただける安心のサポート。

資料請求はこちら https://www.ashitanoie.jp/booklet-ssl/
来場予約・お問合せ https://www.ashitanoie.jp/contact-ssl/

あしたのいえ 秋田セントラル不動産株式会社 船尾 教司

執筆者プロフィール
船尾 教司/秋田セントラル不動産株式会社「あしたのいえ」代表取締役。秋田市を拠点に、建築家と建てる家=注文住宅を中心に、土地探しから分譲住宅、リフォームまで、地域に密着した住まいづくりに取り組んでいます。「家づくりは、家族みんなの幸せのために」をモットーに、お客様にとって一番大切なことを考え続け、暮らしに寄り添うご提案を心がけています。対応エリアは秋田市・潟上市・能代市を中心とした地域。
会社概要:https://www.ashitanoie.jp/company/

自由設計の注文住宅で叶える快適な暮らし - 標準仕様の充実が満足度を高める理由

こんにちは、秋田セントラル不動産(株)「あしたのいえ」の船尾です。今日は、私たちが提供する「自由設計」の注文住宅についてお話ししたいと思います。家づくりは人生の大きなイベントの一つですから、快適で満足度の高い住まいを実現するためのポイントをお伝えします。

自由設計の注文住宅は、あなたのライフスタイルや家族構成に合わせて、間取りやデザインを自由に選ぶことができるのが魅力です。リビングを広くしたり、趣味の部屋を設けたりと、あなたの理想の暮らしを具体化することができます。これにより、家族全員が快適に過ごせる空間を作り上げることが可能です。

さらに、私たちの注文住宅では「標準仕様の充実」にも力を入れています。高品質な素材や最新の設備を標準で取り入れることで、初期投資を抑えつつも、長く快適に住み続けられる家を提供しています。具体的には、断熱性能や耐震性能に優れた素材を使用することで、快適な住環境を実現し、光熱費の削減にもつながります。

このように、自由設計と標準仕様の充実が組み合わさることで、私たちの注文住宅は高い満足度を誇ります。お客様からは「自分たちの理想が形になった」との声を多くいただいており、その一つ一つが私たちの励みとなっています。家づくりは単なる物理的な空間を作るだけでなく、家族の絆を深める大切なプロセスでもあります。

また、快適な住まいは、心の安らぎにもつながります。家は、仕事や学校から帰ったときにホッとできる場所であり、家族と共に過ごす大切な時間を育む場です。だからこそ、私たちはお客様一人ひとりのニーズに寄り添い、理想の家づくりをサポートしています。

最後に、「あしたのいえ」では、自由設計の注文住宅を通じて、皆様の快適な暮らしを実現するお手伝いをしています。ぜひ、お気軽にご相談ください。あなたの理想の住まいを一緒に形にしていきましょう。お待ちしております!

家族の安心を守るマイホーム選び - 耐震等級3が標準仕様の理由

こんにちは、秋田セントラル不動産(株)「あしたのいえ」の船尾です。今日は、私たちが提供する「耐震等級3が標準仕様」のマイホームについてお話ししたいと思います。特に、家族の安心と安全を最優先に考える皆様にとって、これは非常に重要なポイントです。

近年、地震対策の重要性がますます高まっています。秋田県も地震のリスクがゼロではありません。だからこそ、私たちは耐震等級3を標準仕様として採用しています。これは、建物が大きな地震に対しても耐えられるように設計されていることを意味します。具体的には、建物の構造が強化され、揺れに対する抵抗力が高まるため、万が一の際にも家族の安全を守ることができます。

私たちのマイホームは、ただの住まいではなく、家族の未来を支える大切な場所です。家族の安心と安全を最優先に考えることは、私たちの使命でもあります。耐震等級3の家は、地震だけでなく、日常生活における安心感も提供します。子どもたちが安心して遊べる環境や、年配の方が安全に暮らせる住まいを実現するための工夫が詰まっています。

また、耐震等級3の家は、長期的な視点で見ても非常に価値があります。地震に強い家は、将来的な資産価値を高める要素ともなります。安心して暮らせるだけでなく、将来的なリセールバリューにも寄与するのです。

私たち「あしたのいえ」では、家族の安心と安全を守るためのマイホームを提供することを誇りに思っています。ぜひ、私たちの物件を見学して、実際にその安心感を体験してみてください。地震対策がしっかりと施された家で、あなたとあなたの大切な家族が安心して暮らせる未来を一緒に築いていきましょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。皆様のご来店を心よりお待ちしております。

夢を叶える「建築家と建てる家」--デザイン性と機能性を両立したオシャレな家づくり

こんにちは、秋田セントラル不動産(株)「あしたのいえ」の船尾です。新緑が美しい季節となってまいりました。今回は、「建築家と建てる家」についてお話ししたいと思います。お客様の理想を形にするためには、デザイン性と機能性の両立が欠かせません。当社では、経験豊富な建築家と連携し、オシャレな家づくりをサポートしています。

「デザイン住宅」と聞くと、見た目の美しさだけを追求しがちですが、実は暮らしやすさや耐久性も重要です。私たちの提案する家は、オシャレなだけでなく、日々の生活に便利な工夫も満載。例えば、自然光を取り入れた明るいリビングや、収納スペースを工夫した機能的な間取りなど、お客様のライフスタイルに合わせた提案を行います。

また、建築家と直接相談できることで、デザイン性と機能性を高いレベルで両立させた家づくりが可能です。おしゃれな外観と快適な室内空間を兼ね備えた家は、長く愛される住まいとなるでしょう。

秋田市で「建築家と建てる家」を建てませんか?ぜひ当社にご相談ください。お客様の夢を形にするお手伝いをさせていただきます。未来の暮らしを彩る、最高の一軒を一緒に作りましょう。